該当キーワードの検索推移
wikipediaでの検索結果
BASIC
BASIC(ベーシック)は手続き型言語の一つ。
BASICとはBeginner's All purpose Symbolic Instruction Codeの略(頭字語)であるとされる。また、BASIC FORTRANの略ともいわれる。英単語の「Basic(基礎)」の意味も持つと考えられる。
概要
FORTRANの文法が基になっており、初心者向けのコンピュータ言語として、1970年代以降のコンピュータ(特にパソコン)で広く使われた。パソコンがCUI環境からGUI環境となった現在でも、Windowsアプリケーションの主力開発言語であるVisual Basicの文法に影を残している。
主な特徴
主な予約語と構文後述の方言のため、処理系によっては存在しないか名前が違うものもある。
非構造的な構文主に旧世代のパソコンのBASICで実装されていた。処理系によっては、互換性のために残している。
実行制御・編集支援命令主に旧世代のパソコンのBASICで実装されていた。
歴史
1964年、米国ダートマス大学にて、数学者ジョン・ケメニー(1926-1992)とトーマス・カーツ(1928-)により、コンピュータ教育用の言語として開発された。これは同時期にともに開発された、タイムシェアリングシステム DTSS 上のラインエディタで利用されるよう設計されていた。
BASICは、GEとの提携を経て、学外にも普及した。ダートマス大学のオリジナルはコンパイラだったが、パソコンなどの商用版では基本機能を最小限にしたうえでインタプリタとして実装されることが多く、独自の発展を遂げた。
8ビットパソコンの普及とBASIC同時に、メーカー製のターンキーシステムにBASICインタプリタがROMの形で搭載されはじめ、一気に当時のマイコンにおける標準言語の立場を獲得した。この時に搭載されたBASICインタプリタはほとんどがマイクロソフト製で、同社躍進のきっかけとなった。また、マイクロソフト社製BASICは、中間コードを使用する構造になっており、また汎用機を再現した極めてエミュレータに近いランタイム形式の実行環境であったため、当時の互換性が皆無なコンピュータ事情の中でも、スクリプト自体は容易な移植が可能であった。
互換性とBASICBASICは、FORTRANやCOBOLと同様、ANSI、ISO、JIS (JIS X2002) などで言語仕様が規格化された。この規格BASICは後年、「Minimal BASIC」と呼ばれた。当時のコンピュータの能力を考慮して、規定された文法などの事項はごく最小限だったが、1970年代から1980年代にかけてのパソコンの発展はめざましく、Minimal BASIC規格が陳腐化するのも早かった。実際に規格にそった言語仕様を持った実装系は汎用コンピュータ用のオマケ程度のものは存在したが、パソコン用としてはほとんどなかった。
各メーカーのパソコンに標準搭載されたBASICは、機種ごとに画面操作やI/O直接操作などの独自拡張が行われた。マイクロソフト製(MS-BASIC、BASICA、G-BASIC、GW-BASICの移植版)のみならず、F-BASIC、S-BASIC、Hu-BASICなど各社が独自にBASICを開発し、いわゆる「方言」が生まれた。この結果、たとえBASICのメーカーが同じでも「あるパソコンで作ったBASICプログラムは、他のパソコンではそのままでは動かすことができない」ことの方がずっと多かった。
方言の例
また、初期のTiny BASICはともかくとしても、BASIC実装処理系のメイン・メモリの制限により言語仕様が極めて制限された実装があったほか、処理プログラムの大きさや速度の制限を回避するためにソースの読みやすさを犠牲にするようなテクニックが横行した。
メイン・メモリの制限による処理系の実装例
中間コードサイズを小さくしたり処理を速くする主なテクニック
もっとも当時は群雄割拠の時代でもあり、特に市販ソフトが満足に出なくなったパソコンにおいては、BASICは重要な役割を果たした。
パソコン用BASICとコンパイラ
コンパイラとしてのBASICはパソコン向けにはあまり存在しなかったが、マイクロソフト製の BASIC-80(CP/M用インタプリタ)にはBASCOMというコンパイラが製品として存在していた。また、日本電気製のMS-DOS用N88-BASICコンパイラという製品も存在していた。MSX-BASICにはべーしっ君という(実行形式でのオブジェクトは生成しない)コンパイラがアスキーより発売されていた。またシャープのX68000に付属していたX-BASICは専用コンバーターでC言語に変換してコンパイルする事が可能だった。
もっとも、コンパイラが存在しないインタプリタの方が多かった。その上、パソコンに内蔵または標準添付されていたインタプリタと違い、コンパイラは別売で高価で、実行にはランタイムを必要とした。
構造化とBASICパソコンの普及により急速に広まったBASICだったが、Pascal、C言語の流行による構造化プログラミングの波が押し寄せると、行番号を残し、マルチステートメントや
GOTO文などを多用するパソコンのBASICは、構造化を支持する識者からは酷評されるようになった。Full BASICやがてそれは、BASICの原作者であるジョン・ケメニーとトーマス・カーツの知るところともなった。ダートマス大学でのバージョンは商用のBASICとは異なって既に1970年代後半から構造化などが進んでおり、ANSIでは新しい規格の策定も進んでいたが、これをパソコン向けにアレンジした実行時コンパイル型のTrue BASICが、1984年に開発された(日本ではクレオから発売)。このBASICは学術的(特に数学的)な意見を色濃くしたものだった。そしてTrue BASICとほぼ同一の構造化BASICであるFull BASICがANSI、ISO、遅れてJIS(JIS X 3003:1993)で規格化された。
QuickBASICマイクロソフト社はFull BASIC規格の策定には参加しなかったが、1985年にFull BASICに類した構造化や特徴を追加した独自規格のQuickBASICを発売した。これは自社のMS-DOS用のGW-BASICの上位互換で、コンパイラ並に動作を高速にした上にコンパイルも出来るようにしたもので、Version4.5まで発売した後に1991年のVisual Basicへと繋がっていった。
RATBAS構造化ということを意識していなかったパソコン用のROM/Disk-Basic環境で、構造化プログラムを記述するために作られたプリプロセッサである。アスキーの書籍の形(アスキー書籍編集部編著「構造化BASIC RATBASのすすめ」 (ISBN 978-4-87148-152-6) )で、1985年に公開された。
これは、独自の構造化文法で記述されたソースプログラムを処理し、行番号やGOTO文を使うROM/Disk-Basicに変換するプログラムで、すべてBasicで記述されていた。構造化言語をFortran言語に変換するRatforに準じて、RATBASという名前が付けられた。
RATBASは、スタンドアローンのBasicプログラムと、μ-UXの外部コマンドとして作成されたサブセット版がある。μ-UXとは、年刊Ah!Skiの1984年号に掲載された、Disk-Basicで記述されたUnix風のオペレーティング環境であるUni+を拡張したものである。
その他日本の会社のその他のBASICは、マイクロソフトと同様に独自に構造化したか、または構造化されないまま製品ラインナップからは外されてしまった(日本のパソコンの16ビット化が進んだ1980年代の後半からFull BASICがJISで制定された頃にかけて、パソコンの主力開発環境はC言語がBASICに取って代わりつつあった)。このこともあり、Full BASIC規格準拠の処理系は教育用として使用されることはあるものの、市場にはあまり普及していない。
GUI時代とBASIC近年ではマイクロソフトの独自拡張によるRAD環境Visual Basic (VB) や、MS Officeなどで動作するそのサブセットVisual Basic for Applications (VBA)がWindowsにおける代表的なプログラミング言語のひとつとして広く利用されている。もっともVisual Basicは、GUIに特化したRAD環境として大幅に拡張が施され、元のBASIC言語とは、かけ離れてしまっている。
BASICは依然として初心者向けの言語ではあるが、パソコンに添付されることはなくなった。プログラムの入門でもBASICを使わず、最初からC言語などで教える教育機関も多い。無料で使えるJavaなどの、洗練された後発言語の普及により、開発環境としては選択肢の一つでしかなくなった。
また、コンパイラで開発した場合、実行ファイルとは別に、巨大なランタイムライブラリが必要となる処理系が多い。このため配布に必要なファイルのサイズが大きくなり、敬遠されることがある。それでもBASICは、依然として使われているのも事実である。
オブジェクト指向とBASIC現在、BASICもオブジェクト指向化が見受けられる。その代表例がVisual Basic.NETやREALbasicやActiveBasic等で、三者とも既に完全なオブジェクト指向言語になっていると言える。
主なBASIC現在のパソコンのBASIC
ゲーム機などのBASIC
過去のパソコンなどのBASIC
関連書籍*
---------------------------------------------- 出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)
Text is available under GNU Free Documentation License.
|
ネットで人気のキーワード(2010年02月10日 17:25現在)
- 立松和平(319.1ポイント)
- 機動戦士ガンダム(200ポイント)
- 石川被告(125ポイント)
- 立松和平さん(105.5ポイント)
- 結婚で変わる女(100ポイント)
- ベッキー・クルーエル(100ポイント)
- 次長課長(100ポイント)
- プリウス(100ポイント)
- 泣かないと決めた日(90.4ポイント)
- 笑顔がごちそう ウチゴハン(83.3ポイント)
関連キーワード
元素記号 管 ポーラ POLA SUS304 航空 元素 NTT ame 髪型 happy 330 ビジネスクラス 略語 意味 air 航空会社 化学記号 RMK 718 115 時刻表 化学式 記号 h3 SUS イヤホン 上上下下左右左右 スト UKMicroAD
yahooブログで「ba b777 ������」を検索
- 1月24日 成田空港 5(Drylake様)【10日前】
- 11月23日 成田空港 3(Drylake様)【76日前】
- 見てませんけど~~(@_@;)(Soyo&Papa s_Notes様)【90日前】
- チョット1時間だけなのに・・・(Soyo&Papa s_Notes様)【117日前】
- JALなんか潰せ!(ネットゲリラ様)【138日前】
- 夏休みの絵日記???(Soyo&Papa s_Notes様)【161日前】
- いつもより沢山撮れちゃった~(^^♪(Soyo&Papa s_Notes様)【169日前】
- 雨の中セントレアいってきたがね その2(くりぼーの遊ぶlog様)【203日前】
- 乗れない男。。。。(ドバイ発 世界の言葉で乾杯しよう!!男性客室乗務員(洋楽 ...様)【242日前】
- 09年3月27日 JAL710 シンガポール→成田(八重山ブリーズ YAEYAMA BREEZE様)【291日前】
- 桜の成田 英仏競演 ブリティッシュエアウェイズ&エールフランス(SKYチャネル様)【305日前】
- 09年3月24日 チャンギ空港で出会った飛行機たち(八重山ブリーズ YAEYAMA BREEZE様)【307日前】
- ハイブリッドカーは燃費がいいだけではなく、加速性能や高速 ...(Report様)【309日前】
- 09年3月23日 チャンギ空港で出会った飛行機たち(八重山ブリーズ YAEYAMA BREEZE様)【314日前】
- 伊丹→羽田@NH16(旅メモ様)【324日前】
- 成田空港(Feb.3,2009 "oneworld" Airliner)(風任せ・・・「旅好きの奥州人」のひとりごと様)【368日前】
- LOSS OF ENGINE POWER ON DELTA AIR LINES B777(PAXのひとりごと様)【417日前】
- JALから卒業証書が・・・ついに「JGCサファイア」が点灯!(Tabi-Okane~『旅』 の話+α~様)【518日前】
- Love's Theme Cathay Pasific(八重山ブリーズ YAEYAMA BREEZE様)【528日前】
- ロンドン出張?? ~往路編~(ANA SFC獲得修行様)【556日前】
- 2008年7月14日 那覇空港で出会った飛行機たち(八重山ブリーズ YAEYAMA BREEZE様)【561日前】
- ANAがA380導入へ(ANA SFC獲得修行様)【585日前】
- 朝の伊丹(ANA・B777-300ER)(Kz s Traffic Diary様)【596日前】
- LHR Terminal 5(To 3033 blog様)【597日前】
- 無事帰国...(To 3033 blog様)【625日前】
- 最近の航空記事(~短い一日、空にっき~様)【637日前】
- やはりシェルフラットのクラスJは快適「JAL2560便 ...(Tabi-Okane~『旅』 の話+α~様)【659日前】
- 上級会員の特典を利用する その1(八重山ブリーズ YAEYAMA BREEZE様)【704日前】
- Ciao, ciao, Milano!(To 3033 blog様)【716日前】
- 追加aircraftデータ(おっさんの備忘録様)【732日前】
![Validate my RSS feed [Valid RSS]](http://navig1.sakura.ne.jp//image/valid-rss.png)