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2006 FIFAワールドカップ
、アディダス)]]
2006 FIFAワールドカップ
2000年
7月6日にスイスでのFIFA理事会で開催国がドイツに決まった。1974年の旧西ドイツ大会から32年。そして、ヨーロッパでの開催は今大会で10度目である。理事による決選投票では、ドイツ12票に対して、次点の南アフリカは11票と接戦だった。
優勝トロフィーは、3代目になる。地球を2人の人間が支えるデザインで、2代目の大陸と日本が陸続きになっていたのが正確に修正された。高さ36.8cm、重さ6175g。前大会までは、優勝国が次の大会まで管理していたが、今大会からは表彰式直後にFIFAによって回収・保管されることになり、優勝国にはレプリカが贈られることになった。
開催国決定の決定前述のとおりドイツ12票対南アフリカ11票と接戦の末ドイツ開催が決まったが、これにはちょっとしたエピソードがある。
2006 FIFAワールドカップの開催国は、2000年7月6日にスイスのチューリッヒで行われた、FIFA理事会における決選投票で決められた。ドイツ・南アフリカ・イングランド・モロッコが最終選考に残り、1回目の投票でモロッコが、2回目の投票でイングランドが、それぞれ脱落し、ドイツと南アフリカの最終決戦となった。
ところが、最終決選投票を前にして、当時のOFC会長でもあったチャールズ・デンプシー理事が、突然会場を離れ、ニュージーランドへ帰国してしまった。彼はイングランド出身であったため、イングランドが残っていた間はイングランドに票を入れていたが、イングランドが脱落した場合は南アフリカに票を回すつもりであった。ジョセフ・ゼップ・ブラッター会長も、アフリカでのワールドカップ開催を希望していただけに、ドイツ開催決定は大方の予想を裏切るものとなってしまった。
デンプシー理事は棄権については「生命の危険を感じた」と語っており、脅迫を受けていたことも語った。ただ、棄権の理由についてはUEFAからの圧力がかかったなどいくつか理由があるが、明確な理由は判明していない。なおデンプシー理事はその後、FIFA理事とOFC会長を辞任した。
予選前回大会(2002年の日韓大会)までは、大会開催国(日韓大会では日本と韓国)及び、前回大会優勝国(日韓大会では、1998年のフランス大会のフランス)に予選免除の特別出場枠が与えられていたが、予選免除に伴うデメリットの懸念や予選枠拡大を理由として、今大会からは開催国枠(ドイツ)しか設けられなかった。このため、前回日韓大会の優勝国ブラジルも、予選からスタートして今ドイツ大会への出場権を得た。
また、今大会の予選で勝ち点が並んだ場合は得失点差ではなく、当該チームの直接対決で上回ったほうが上位になることになった。これが適用されたのがアフリカ予選グループ4で、アンゴラとナイジェリアが勝ち点が並び、得失点差はナイジェリアの方が上回っていたが、直接対決がアンゴラの1勝1分だったため、アンゴラが本大会出場権を獲得した。
ヨーロッパ予選
UEFA出場枠 : 13 + ドイツ(開催国)
南米予選
CONMEBOL出場枠 : 4.5
北中米カリブ海予選
CONCACAF出場枠 : 3.5
アフリカ予選
CAF出場枠 : 5
アジア予選
AFC出場枠 : 4.5
オセアニア予選
OFC出場枠 : 0.5
出場国ヨーロッパ
南アメリカ
北中米・カリブ海
アフリカ
アジア
オセアニア
本大会概要無風・欧州中心の大会強豪国が次々と破れて新興国が上位に進出し、「新時代の到来」と呼ばれた2002年日韓大会から打って変わり、本大会は波乱が殆ど起こらない、順当な上位の顔ぶれとなった。ベスト16のうちガーナ、メキシコ、オーストラリアを除く13チームが、更にベスト8は1998年フランス大会以来2大会ぶりに欧州と南米のみで占められた。前回大会8強のアメリカ合衆国、初出場ながら好選手を揃えたコートジボワールなどのダークホースと目された第三勢力はことごとく一次リーグで姿を消し、前回大会で日本、韓国が決勝トーナメントに進出したアジア勢は、出場4チーム(予選時はオセアニア所属だったオーストラリアを除く)全てが一次リーグ敗退という散々な成績に終わった。
ただその中でも、本大会唯一の番狂わせとも言える黄金時代を築いたチェコの一次リーグ敗退を引き起こしたガーナ、組合せに恵まれなかったものの強豪と互角に戦ったコートジボワール、「出場全チーム中最弱」と万人に目されながらイングランド、スウェーデンを苦しめたトリニダード・トバゴなど、欧州・南米に勝るとも劣らない好チームも多く見られた。
また、下馬評で圧倒的な優勝候補と目されていたブラジル、一次リーグで「最も華麗なチーム」と呼ばれたアルゼンチンの南米2強がいずれもベスト8で姿を消し、ベスト4は1982年スペイン大会以来、6大会ぶりに欧州のチームが独占した。酷暑の昼間開催の試合が多かったことと合わせ、欧州開催の地の利が存分に発揮された大会だったと言える。
審判改革、カードの乱発誤審問題で大揺れした日韓大会の反省から、本大会では審判に関して様々な改革が行われた。従来はバラバラの国から選んでいた主審、副審を、意思の疎通がしやすいよう出来るだけ同国出身の組合せに統一し、更に組合せを試合ごとにシャッフルせずにチームを組ませ、試合中にはインカムで連絡を交わすことで、ジャッジの向上を図った。更に、遅延行為などに対する判定はより厳しくすることが求められた。
この審判改革は一定の成果を挙げたが、ジャッジが厳格化されたことから、結果的には前回大会をはるかに越える枚数のカードの乱発を生んだ(1大会の退場者総数28人は史上最多)。審判がカード提示の記録をミスして、同一選手に3枚のイエローカードが提示された一次リーグF組のクロアチア-オーストラリア戦、W杯史上最多タイの16枚のイエローカード、最多の4枚のレッドカードが提示された決勝トーナメント1回戦のポルトガル-オランダ戦など、いくつかの試合においてはまたもその判定が物議を醸すこととなった。
なお、日本から派遣された上川徹が、一次リーグのポーランド-エクアドル戦、イングランド-トリニダード・トバゴ戦、並びに3位決定戦のドイツ-ポルトガル戦の3試合で主審を務め(副審として組んだのは日本人の広嶋禎数と韓国人の金大英)、日本人として初めてW杯で2試合以上、かつ決勝トーナメントの笛を吹いた主審となっている。
4強各国の躍進、ブラジルの失墜前述したように、全体的には波乱が殆ど起こらなかった本大会だが、ベスト4の顔ぶれはそれなりに意外なものとなった。特に世界を驚かせたのは、開幕前の下馬評が非常に低かったドイツとフランスの躍進である。
タレントに欠けると言われ、親善試合でも結果が出なかった開催国ドイツは、蓋を開ければ抜群の得点力を武器に勝ち進み、戦前の予想を大きく覆す3位に入賞。ミロスラフ・クローゼが得点王にも輝いた。また、予選、親善試合、更には開幕後の一次リーグでも大苦戦し、早期敗退が有力視されたフランスは、本大会限りで引退するジネディーヌ・ジダンの花道を飾ろうとチームが団結し、最終的には準優勝に輝いた。開幕前に勃発したカルチョ・スキャンダルに揺れていた優勝国のイタリア、開幕前はダークホース扱いだった4位のポルトガルを含め、ベスト4の面々はいずれも何らかの逆境を跳ね除けて勝ち上がったものだった。
対照的に、「カルテット・マジコ」と呼ばれる豪華な攻撃陣を抱え、圧倒的な優勝候補筆頭に挙げられていた前回優勝国のブラジルは、自慢のマジコが全く機能せずに準々決勝でフランスに敗退。王者の座をイタリアに明け渡すことになった。
人種差別問題その他
グループリーグ順位の決め方本大会でも予選のときと同様に勝ち点で並んだ場合は得失点差ではなく、当該チームの直接対決で上回ったほうが上位になる方式を適用する予定であったが、ユーロ2004のグループCでの談合疑惑を見て、本大会では前回までの勝ち点が並んだ場合は得失点差で上回ったほうが上位になる方式に戻された。なお変更後の規定では、2チーム以上が勝ち点で並んだ場合、全3試合の得失点差、総得点の順に決定する。それでも決まらない場合は、当該チームの直接対決の結果で順位付けを行い、これが引き分けだった場合はくじ引きで順位を決定する。
組み合わせ抽選本大会のグループリーグの組み合わせ抽選は、開催国であるドイツ・ライプツィヒで、2005年12月9日に行われた。
この抽選会の模様は全世界に生中継され、日本でも12月10日早朝にNHKにて放送された。
またこの抽選を引き当てる代表として中山雅史が選ばれ、ドイツの抽選会に参加し、抽選の大役を担った。
抽選方法は、以下の通りとなり、
さらにそれ以外の国々を大陸別に分類した上で、
に分けて抽選が行われた。
但し、ヨーロッパのうち、ヨーロッパで最もFIFAランキングが低かったセルビア・モンテネグロは同じ組にヨーロッパのチームが3か国入ることを避けるため、「スペシャルポット」に入れられた。
詳細な手順は以下の通りである。
この結果、CとEが死のグループに、日本はブラジルのいるFグループへ。
グループ Aすべてドイツ時刻 (CEST)
グループ Bすべてドイツ時刻 (CEST)
グループ Cすべてドイツ時刻 (CEST)
グループ Dすべてドイツ時刻 (CEST)
グループ Eすべてドイツ時刻 (CEST)
グループ Fすべてドイツ時刻 (CEST)
グループ Gすべてドイツ時刻 (CEST)
グループ Hすべてドイツ時刻 (CEST)
決勝トーナメント準々決勝準決勝3位決定戦決勝得点ランキング会場一覧※FIFA主催の国際大会では、FIFA管理エリア内での公式スポンサー・サプライヤー以外の企業名の露出は一切許されないため、命名権を採用しているスタジアムについては大会中スタジアムの呼称を「FIFAワールドカップ・スタジアム(独語:FIFAヴェルトマイスターシャフト・シュタディオン)・(都市名)」と一時的に変更し開催する。
オフィシャルパートナー2006 FIFAワールドカップドイツ
前大会まで6大会20年にわたって協賛してきた日本ビクターが業績不振のため降板し、本大会ではAV機器分野のスポンサーが確保できなかった。
公式テーマソング
公式マスコット
関連項目外部リンク
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---------------------------------------------- 出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)
Text is available under GNU Free Documentation License.
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